引越しや断捨離で、本を売りたいとき。せっかくなら、なるべく高く買い取ってもらいたいですよね。
買取方法や買取業者の選び方など、本を高く売るポイントを意識して、手軽に高価買取を目指しましょう!
まずは、買取について調べると必ず出てくる「宅配買取」「出張買取」「持ち込み」3つの買取方法を比較してみます。
本の宅配買取、店舗持ち込み、出張買取を徹底比較!
本を売る方法は大きく3つ、
- 宅配買取
- 店舗持ち込み
- 出張買取
があります。利用するシーンや売りたい本によっておすすめの方法が違うので、それぞれの特徴と買取の流れをご説明します!
宅配買取がおすすめな人
段ボールに売りたい本を詰めて買取店に送る「宅配買取」。最近は店舗がなく、宅配買取しか受け付けていない買取サービスが増えています。
ネット上で完結する宅配買取はとても便利ですが、一方でちゃんと査定されるのか、振込されるのか不安・・・という声も。
1冊ごとに買取金額の結果がわかれば良いですが、買取店によっては総額しか教えてもらえない場合もあるので、利用する際は、事前に口コミを調べてから買取を申し込むことをおすすめします。
宅配買取はこんな人におすすめ!
- 何十、何百冊と大量の本を売りたい人
- 買取店が近くにない人
- 値段がつかなくてもある程度諦めがつく人
宅配買取の流れ
①ネットまたは電話で買取の申込をする
②段ボールに売りたい本を詰めて送る
③入金されるのを待つ
段ボールが家にあれば、思い立ったらすぐに利用することができます。買取店によりますが、本を送ってから入金までは、だいたい3~7日ほどかかることが多いようです。
持ち込み買取がおすすめな人
古本屋に直接売りたい本を持ち込む方法です。対面で対応してもらえて、その場で現金が手に入るので、安心感がありますよね。
大量の本になると重たくて持ち運びが大変ですが、とにかく手軽に、早く漫画を売りたいという人にとっては一番おすすめの方法です。
持ち込み買取はこんな人におすすめ!
- 買取店が近くにある人
- 値段を見てから売るかどうか決めたい人
- 持ち運べる程度の量の本を売りたい人
持ち込み買取の流れ
①お店に売りたい本を持っていく
②申込をして本を預ける
③査定を待つ
④買取金額に納得すれば、了承してお金を受け取る
お店の混み具合と本の量にもよりますが、査定は15分~1時間程度で終わることが多いようです。
出張買取がおすすめな人
査定スタッフに家に来てもらえる出張買取。自分で本をお店に持ち込んだり、箱詰めする必要がないので、手軽です。
ただし、近くに出張買取に対応してくれる買取店がなかったり、出張買取の条件(100冊以上~対応)に当てはまらないと利用できないなど、申し込むハードルは他の買取方法より高めですね。
出張買取はこんな人におすすめ!
- 出張買取してもらえるエリアに住んでいる人
- 何百、何千冊と大量の本を売りたい人
出張買取の流れ
①ネットまたは電話で買取の申込をする
②査定スタッフが家に来る
③買取金額に納得すれば、了承してお金を受け取る
出張買取で可能性があるトラブルとして、無理やり物を売らされる「押し買い」などがあります。
有名店ではそういったトラブルは少ないと思いますが、自宅に人をあげることになるので、事前に口コミを調べてから利用すると安心です。
本を高く買取に出すポイント
次は、手持ちの本を1円でも高く買い取ってもらうための方法をご紹介します。
専門店に同じジャンルの本をまとめて売る
売りたい本のジャンルがバラバラの場合は特に気にせずに売ってしまうのも手ですが、例えば「絵本をまとめて何十冊売りたい」というような場合は、普通の古本屋よりも絵本の買取に強い買取店を選ぶのがおすすめです。
専門書や医学書、写真集や絵本など、ひとつのジャンルに特化した買取店なら、本の価値をしっかり確認してもらえる可能性が高くなります。
シリーズものはまとめて売る
一冊一冊には値段がつかないような本でも、まとめ売りすることでセット価格で買い取ってもらえる場合があります。
特に揃えやすいのは漫画ですが、シリーズものはまとめて売るのがおすすめです。
買取価格を調べてから売る
買取店のホームページには、買取価格が公開されている場合が多いです。
とにかく高く買い取ってもらいたい!という方は、いくつかのホームページで買取価格を比較してみるのがおすすめです。
ただし、記載されている価格は基本的に「美品」、つまり新品同様の漫画の買取価格です。汚れや折れがあると、実際に査定すると値段がつかなかった、ということもあるので注意が必要です。
高く売れるのは「新しくて人気な本」
古い本や、過去に流行して買取店に大量に在庫がある本は、買取価格が公開されていなかったり、売っても値段がつかない場合が多々あります。
基本的に、本は「新しくて人気な本は高く売れる、それ以外はあまり値段がつかないことが多い」と思っておきましょう。
売りたい本のジャンルごとに気をつけるべきポイント
本といってもジャンルは様々ですよね。
そこで、漫画や専門書など、カテゴリ別に買取で気をつけたいポイントをご紹介します。
漫画を売るときに気をつけること
漫画は買取をしている業者がとても多いので、買取価格の比較がしやすいです。
買取店の「高価買取タイトル」などの買取金額をしっかりチェックして、高く買い取ってもらえるお店を選ぶのがおすすめです。
絵本を売るときに気をつけること
子供が手に取る絵本は、どうしても傷みがち。そのため有名作品や人気作家の作品でないと、買取相場は基本的に低めです。
ただし、図鑑や児童向け教材のDVDなども取り扱っている買取店が多いので、まとめて売ると値段がつく可能性があります。
児童施設への寄付を行っている業者もあるので、高く買い取ってもらおうというよりは、次の読者に渡してあげるような気持ちで買い取りに出すのがいいかもしれません。
専門書を売るときに気をつけること
専門書といっても様々なジャンルがあるので、買取店の情報をよく見て、売りたいジャンルの本の知識や買取実績があるかどうかをしっかり確認するのがおすすめです。
美術書や洋書など、ものによっては、個人経営の古書店や美術店のほうが値段がつく場合も。
医学書を売るときに気をつけること
内容の改定が多い医学書の関連品は、最新版であればあるほど価値があります。
医学書の買取専門店は「書き込みやマーカーが引いてあっても買取OK」とうたっているところも多いのがうれしいポイントです。
医学書は、手放すことを決めたら早めに買取に出すのがおすすめです。
写真集を売るときに気をつけること
アイドルの写真集であればアイドルグッズの買取店、アート系の写真集であれば美術書専門店など、ジャンルに特化した買取店に売るのがおすすめです。
アイドル・タレントの写真集に多いですが、初回限定版や購入特典など、付属品がある場合は必ず一緒に売るようにしましょう。
雑誌を売るときに気をつけること
雑誌の買取は業者によって、買取できるタイトルに制限があったり、「何年以内に発刊されたもの」と上限が決められている場合が多いです。
もし売りたい雑誌が専門誌なら、アイドル系の雑誌ならアイドルグッズ買取店、科学雑誌なら学術書専門店など、専門店を選んで買取に出すのがおすすめです。
さいごに
本の買取についてご紹介しました。いらない本はなるべくジャンルをまとめて、一番手軽な方法で部屋をスッキリ片付けちゃいましょう♪