引っ越しや断捨離で、本棚に眠っている本を処分したい!というとき。ただゴミ捨て場に捨ててしまうのでは、損をしているかもしれません。
この記事では、なるべく楽に&お得に本を処分する方法についてご説明します。
本を処分する方法は大きく2つ
本を処分する方法は2つあります。
- ゴミとして処分する
- 買い取りに出す(売る)
いつまでに処分したいか、どの買取店を使うかにもよりますが、おすすめなのは「買い取りに出す」方法です。
ゴミとして処分するのにお金がかからないのはもちろんですが、買取サービスも、多くの業者は基本的に無料で利用することができます。
費用をかけずに利用できて、さらに値段がつけば、お小遣いにもなってうれしいですよね。本を裸のまま捨てるのは恥ずかしい、という人にもおすすめです。
さっそく、本を処分するための方法を詳しく見ていきましょう!
まずは本の状態をチェック!
手放したい本は、ボロボロの状態ではありませんか?
例えばこんな状態の本は、買取できない場合が多いです。
- 表紙がない本
- バーコードがない本
- 破れ・切り取りがある本
- 乱丁・落丁がある本
- 書き込みがある本
- 日焼けがひどい本
- カビやシミがある本
買取してもらえなくて、結局自力で処分した・・・と二度手間になってしまう可能性もあるので、傷んだ状態の本を手放したいときは、売ることを諦めてゴミとして捨ててしまうのも一つの手です。
まずは、手元にある本の状態をよくチェックしてみてください。
資源ゴミとして本を処分する
あまりにもボロボロな本や、古い本など、買い取ってもらえない状態の本は、資源ゴミとして処分することになります。方法としては、
- 資源ゴミの日に回収してもらう
- リサイクルステーションに持っていく
2つの方法をチェックしましょう。
資源ゴミの日に回収してもらう
住んでいる地域によって回収日は違いますが、本は基本的に「資源ごみ」の回収日に捨てることができます。
もし引っ越しなどで、この日までに必ず処分する必要がある!という場合は特に、余裕を持って準備しておきたいですね。いつの間にか回収日が過ぎていた!ということにならないように注意が必要です。
捨てるときは、本を束ねてヒモで十字にしばっておきます。本の大きさがバラバラだと崩れやすくなるので、なるべく同じ大きさの本でまとめるようにしましょう。
費用もかからず、家の近くで完結するので、一番簡単な方法です。
リサイクルステーションに持っていく
近くに「リサイクルステーション」や「古紙回収ボックス」が設置されていれば、資源ゴミの回収日を待たずに本を処分することができます。
地域によっては、コンビニやスーパーに設置されていたり、24時間365日いつでも利用できるところもあるので、使い勝手が良いですね。
近所のゴミ捨て場に本を捨てるのは、タイトルなどが丸見えで恥ずかしい・・・という人にもおすすめです。
ただし、処分したい本が大量の場合はどうしても持ち運びがネックになります。
本を買取に出す
手放したい本の状態が比較的よく、売れそうな本がある場合は、買取サービスを利用するのがおすすめです。
ただし、ゴミとして処分するときとは違って、本を買取に出す際は「身分証の用意」やお店によって「買取申込書の記入」などの作業が必要になります。
方法によっては捨てるよりも手間がかかる場合があるので、お得に買い取ってもらうか、ラクに処分してしまうか、都合に合わせて選んでみてくださいね。
本の買取方法は、お店や業者にもよりますが大きく3つから選べます。
- 宅配買取
- 持ち込み買取
- 出張買取
それぞれの特徴を見ていきましょう!
宅配買取を利用する
段ボールに本を詰めて、買取業者に送る「宅配買取」。
集荷を頼むだけで、あとは何もしなくても査定、振込まで完了します。ゴミ捨て場やリサイクルショップへの持ち運びの必要がないのがとにかく楽ちんです。
値段がつくような本は持っていないから、利用できないのでは?と思われるかもしれませんが、大丈夫。買取業者にもよりますが、買取価格が0円でも、無料で処分してくれる場合が多いです。
本をヒモでしばってまとめるのも意外と面倒な作業なので、段ボールに詰めるだけの宅配買取は処分するより簡単に作業が完了しますよ。
ゴミ捨て場に大量の本を捨てるのは恥ずかしい、という人にもおすすめの方法です。
ただし、あまりにもボロボロの状態だったり、バーコードがついていない本や、雑誌・時点などは、買取店によっては「買取不可」で返送されてしまう可能性もあるので要注意です。
宅配買取を利用する際は、買取店のホームページをよく確認して、手持ちの本が買取対象かどうかをチェックしてみてください。
持ち込み買取
近所の古本屋やリサイクルショップに売りたい本を持ち込む方法です。
本人確認書類が必要だったり、査定が完了するまでの待ち時間がかかったりと手間はありますが、ゴミ捨て場に持っていくのとは違って、買取金額をその場で現金で受け取れます。
また、お店を選ぶ際は「値段がつかなかった場合、無料で引き取ってもらえるかどうか」を確認することも大事です。
もし引き取ってもらえない場合は、重たい本をまた持ち帰らないといけなくなるので、注意が必要です。
出張買取を利用する
何百、何千冊と大量の本を処分したい場合は、出張買取を利用するのもおすすめです。
家まで査定をしに来てもらえるので、本をヒモで束ねたり、段ボールを用意する必要がありません。
ただし、出張買取は近くにお店がなかったり、「買取点数が何点以上」の条件があったりと、利用するのにハードルが高めです。
買取店を探す際は、自分が出張買取の条件に合っているかどうかをしっかり確認してみてください。
本を高く買い取ってもらうためのポイント
買取サービスを利用することを決めたら、せっかくなら1円でも高く買い取ってもらいたいですよね。
過去に本を売っても、5円、10円にしかならなかった・・・という方も多いと思います。
そんな本も、工夫次第で買取金額がアップする可能性があります。
専門店に同じジャンルの本をまとめて売る
売りたい本のジャンルがバラバラの場合は特に気にせずに売ってしまうのも手ですが、例えば「絵本をまとめて何十冊売りたい」というような場合は、普通の古本屋よりも絵本の買取に強い買取店を選ぶのがおすすめです。
専門書や医学書、写真集や絵本など、ひとつのジャンルに特化した買取店なら、本の価値をしっかり確認してもらえる可能性が高くなりますよ。
シリーズものはまとめて売る
一冊一冊には値段がつかないような本でも、まとめ売りすることでセット価格で買い取ってもらえる場合があります。
特に揃えやすいのは漫画ですが、シリーズものはまとめて売るのがおすすめです。
買取価格を調べてから売る
買取店のホームページには、買取価格が公開されている場合が多いです。
とにかく高く買い取ってもらいたい!という方は、いくつかのホームページで買取価格を比較してみるのがおすすめです。
ただし、記載されている価格は基本的に「美品」、つまり新品同様の漫画の買取価格です。汚れや折れがあると、実際に査定すると値段がつかなかった、ということもあるので注意が必要です。
新しくて人気な本は高く売れる
古い本や、過去に流行して買取店に大量に在庫がある本は、買取価格が公開されていなかったり、売っても値段がつかない場合が多々あります。
基本的に、本は「新しくて人気な本は高く売れる、それ以外はあまり値段がつかないことが多い」と思っておきましょう。
古めの本を売るときは、あまり買取金額に期待をしすぎないことも大切です。
お得に本を処分できる買取サービスを利用しよう
本を処分する方法についてご説明しました。
本の買取サービスの多くは、無料で利用することができます。引っ越しなどで大量の本を処分しようと考えている人はぜひ、買取を検討してみてください。