あなたは受験が終わって不要になった参考書どうしていますか?本棚に保管している方もいれば、受験が終わった開放感からすぐに捨てる方もいると思いますが、せっかくなら少しでも高く売ってお小遣いにしたいと思いませんか。
そこでこの記事では、売れる参考書・売れない参考書の特徴や、参考書を高価買取してくれるおすすめ業者などをご紹介します。
そもそも参考書は売れるのか?
そもそも参考書が売れるのかどうか気になる方もいるかと思います。結論から言うと、参考書は売ることができるので安心してください。特に定価で購入すると高い参考書は、中古でも需要があるため高価買取に期待できます。
ただし、参考書の種類(大学受験、中学・高校受験、資格試験)によっては売れないモノもあるので、まずは手元にある参考書が売れるモノかどうか確認しましょう。
売れる大学受験の参考書とは?
まずは売れる大学受験の参考書をご紹介します。売れる大学受験の参考書の特徴は以下のとおりです。
- 大学の教科書(専門書)
- 大学受験の参考書・問題集 全般
- 赤本・青本・緑本
- センター試験の過去問
- 有名予備校のテキスト・教材
- 辞書・辞典(英和辞典、国語辞典など)
このように大学受験の参考書は基本的にどんなものでも買取してもらえます。ただし、百科事典は買取できない可能性が高いです。
売れる中学・高校受験の参考書とは?
次は売れる中学・高校受験の参考書の特徴をご紹介します。売れる中学・高校受験の参考書は以下のとおりです。
- 中学・高校受験の参考書・問題集 全般
- 赤本
- 有名塾のテキスト・教材
中学・高校受験の参考書は、大学受験の参考書よりも買取できる対象が少なくなります。特に中学・高校の教科書や進研ゼミの教材などは買取できないことが多いです。
売れる資格試験の参考書とは?
最後に売れる資格試験の参考書の特徴をご紹介します。売れる資格試験の参考書は以下のとおりです。
- 医学の参考書
- 物理・数学の参考書
- 法律の参考書
- ビジネスの参考書
- デザインの参考書
- IT系の参考書
- TOEICの参考書
- 教育の参考書
上記以外にも資格試験の参考書は、発行から3年以内のものであれば基本的にどんな資格試験の本であっても買取してもらえます。
書き込みやアンダーラインのある参考書でも売れるのか?
参考書をお店に売ろうと考えている方の中には、「書き込みやアンダーラインがあると売れないのでは?」と疑問に思っている方も多いかと思いますが安心して下さい。実は参考書に書き込みやアンダーラインがあっても買取してもらうことは可能です。
ただし、どんなお店でも可能かというとそうではありません。査定基準は買取店によって異なるので、一度お店のご利用ガイドを確認してみましょう。
また、書き込みやアンダーラインのある参考書を買取できるお店であっても、書き込み具合によっては減額もしくは買取不可になることもあります。
書き込みやアンダーライン以外の減額ポイント
参考書の買取では、書き込みやアンダーライン以外に、「カバーの有無」「本の汚れや痛み具合」「ドッグイア(本の角を折り曲げること)」なども減額されるポイントになります。
特に書き込みやアンダーラインがたくさんある参考書は、本全体の汚れや痛み具合もひどいことが多いので、値段が付かないこともあります。
もし手元にある参考書の状態が、客観的に見ても悪いと感じる状態であれば、「代わりに処分してもらえてラッキー」くらいの気持ちで査定依頼したほうが良いかもしれません。
参考書の買取相場
参考書の買取相場については、参考書の買取専門店「学参プラザ」の買取実績を引用してご紹介します。
大学受験参考書・問題集・赤本 合計65点・・・約10,000円
中学受験参考書・問題集 合計65点・・・約7,000円
代ゼミテキスト・Z会教材など 合計100点・・・約14,000円
鉄緑会テキスト・教材など 合計55点・・・約55,000円
浜学園テキスト・教材、復習テスト・公開模試など 合計40点・・・約32,000円
このように参考書の買取価格は1点毎ではなく、まとめての買取価格になることが多く、50冊以上まとめて売って1万円前後が相場だと考えておきましょう。
参考書の買取方法
参考書の買取方法は主に店頭買取、宅配買取、出張買取、フリマアプリの4種類があります。それではひとつずつ解説していきます。
店頭買取
店頭買取とは、売りたい参考書をお店まで持っていって、その場で査定・買取してもらう方法です。
査定結果に納得行かなければその場で断ることができるので、査定結果に納得してから売りたい方にオススメ。ただし、売りたい参考書が大量にある場合は持っていくのが大変です。
宅配買取
宅配買取は、売りたい参考書をダンボールに詰めて発送し、査定・買取してもらう方法です。
お店まで持っていく必要がないので、売りたい参考書が大量にある方にオススメ。ただし、買取をキャンセルした際の返送料は負担しなければいけない場合が多いです。
出張買取
出張買取は、業者が自宅まで査定・買取しに来てくれる方法です。
お店まで行く必要もないし、査定に納得できなければ簡単に断る事ができて便利なのですが、参考書だけの出張買取を行っている業者は少ないので探すのが大変です。
フリマアプリ
フリマアプリは、メルカリやラクマなどのアプリを使って、自分で参考書を売る方法です。自分の希望価格で出品することができるので高く売ることができます。
ただし、出品や発送作業、クレーム対応なども自分で行わないといけないため手間がかかります。手間がかかってでも高く売りたい人は、お店ではなくフリマアプリを使って売るようにしましょう。
参考書を高く売るコツ
参考書を高く売るコツをご紹介します。
発行年度が新しいうちに売る
受験や資格試験の内容は毎年変わるため、発行年度が古い参考書は使い物にならなくなり、買取価格が低くなってしまいます。
受験や試験が終わってもう参考書を使わないのであれば、その年のうちに売ることで高く売ることができます。
試験日のタイミングに合わせて売る
参考書の買取価格は売るタイミングによっても大きく変わってきます。例えば受験の参考書であれば、2~4月がもっとも高く売れる時期になります。この期間は、次の受験生が受験勉強をスタートする時期になるので参考書の需要が高まります。
付属品を揃えておく
参考書の中には、CDや解答用紙などの付属品があるモノもありますが、この付属品が欠品していると買取価格がガクッと下がってしまいます。もし付属品付きの参考書を売るのであれば、すべて揃えて売りましょう。
できるだけきれいに使う
参考書に限らずモノを高く売るために共通するのが「できるだけきれいに使う」ことです。買う側の立場になって考えれば想像がつくと思いますが、「安いけどボロボロの参考書」と「定価より少ししか安くないがキレイな参考書」だったら後者の参考書を購入する人のほうが多いです。
よって今後、参考書を使う時は売ることを前提にキレイな状態を保って使うようにしましょう。
ブックオフやリサイクルショップでは参考書の買取は難しい
この記事を読んでいる方のなかには「近所のブックオフやリサイクルショップに持っていって売ろう」と考えている方も多いと思いますが、ブックオフやリサイクルショップで参考書を売るのはオススメできません。
もちろんブックオフやリサイクルショップでも参考書を売ることはできますが、参考書の買取専門店と比べて条件がかなり悪いです。
- そもそもの買取価格が専門店よりも安い
- 発行年月日、本の状態が悪い場合は買取不可
- 書き込みやマーカー等がある場合も買取不可
このように買取価格も安く、買取できる条件も非常に厳しいので、大量に持っていっても買取拒否されたり、1円査定される可能性が高いです。参考書を高く売りたいなら、ブックオフやリサイクルショップではなく参考書の買取専門店を利用しましょう。
参考書を高価買取してくれるおすすめ業者3選
最後に参考書を高価買取してくれるおすすめ業者を4社ご紹介します。
専門書アカデミー
1社目は、専門書アカデミーです。専門書アカデミーは参考書を専門に取り扱う宅配買取サービスです。大学の参考書や専門書の買取に特化しているため、本全般を買取しているお店よりも高価買取に期待が持てます。
また、書き込みやアンダーラインがあっても買取可能なので、参考書の状態が悪くても値段を付けて買取してもらえるかもしれません。
買取対象 | 大学の教科書、受験の参考書、資格試験の参考書、専門書、洋書など |
買取方法 | 宅配買取 |
対応エリア | 全国対応 |
送料 | お客様負担(5冊以上で送料無料) |
査定期間 | 3~10日以内 |
買取価格表 | あり |
買取申込みするタイミングによっては、買取価格がアップするキャンペーンや返却希望時の送料が無料になるキャンペーンなどを実施していて、通常よりお得に売れることもあります。
学参プラザ
2社目は、学参プラザです。学参プラザも参考書を専門に取り扱う宅配買取サービスです。高校・大学受験の参考書の買取に特化しているため、本全般を買取しているお店よりも高価買取に期待が持てます。
受験のために使用していた参考書を売るなら学参プラザへ、大学生時代に使用していた参考書を売るなら専門書アカデミーへ売るよう使い分けするのがオススメです。
買取対象 | 大学の教科書、受験の参考書、資格試験の参考書、専門書、洋書など |
買取方法 | 宅配買取 |
対応エリア | 全国対応 |
送料 | お客様負担(10冊以上で送料無料) |
査定期間 | 3~10日以内 |
買取価格表 | あり |
BOOK RIVER(ブックリバー)
3社目はBOOK RIVER(ブックリバー)です。BOOK RIVERは、教科書や参考書だけでなく絵本や楽譜など様々な書籍を取り扱う宅配買取サービスです。
参考書を売るついでに他の書籍もまとめて売りたい方にオススメですが、事前査定で査定金額の合計が2,000円以上を超える必要があります。
買取対象 | 大学の教科書、受験の参考書、資格試験の参考書、専門書、絵本、楽譜、洋書、雑誌など |
買取方法 | 宅配買取 |
対応エリア | 全国対応 |
送料 | 送料無料 |
査定期間 | 7営業日程度 |
買取価格表 | あり |
まとめ
いかがだったでしょうか?実は参考書はまとめて売ると1万円前後で買取してもらえることがよくあります。
ただし近所のブックオフやリサイクルショップに持ち込むと1万円どころか5,000円にもならない可能性が高いので、参考書を売るなら専門店に任せるか、フリマアプリを使って自分で売るようにしましょう。